ワインには数多くの種類があり、渋みや酸味が苦手な人は選ぶ際に注意が必要です。
しかし、赤ワインの様々な特徴を知ることで、何を選ぶべきなのかが分かるようになります。
今回は、赤ワインの選び方についてご紹介していきましょう。
赤ワインのボディで選ぶ
赤ワインには味わいや香りの特徴を「○○ボディ」と表すことができます。
その種類は3種類あり、それぞれのボディによってかなり特徴に違いが出てきます。
フルボディの赤ワインでは、渋みや香りが強く、味が濃いものになっています。
飲んでみると主張が強い感じで、渋みが強さが大人なワインに感じるでしょう。
ライトボディでは、フルボディとは反対に渋みが少なくさっぱりと飲めるワインになっています。
アルコール度数が低いのも特徴で、初心者でも飲みやすく感じます。
ミドルボディはフルボディとライトボディの中間にあたる味わいで、味や香り、渋みのバランスがちょうど良いものになっています。
ぶどうの品種からワインを選ぶ
ワインはそれぞれ味わいに違いが見られますが、ぶどうの品種によって大きく味を変えています。
中でもメルローという品種は、プラムやブラックチェリーのような香りがして風味豊かな品種になっています。
ワインにすると酸味が少なく、優しい味わいとなりワインが苦手な方でも比較的飲みやすい品種です。
また、ピノ・ノワールではイチゴやチェリーのような香りを感じます。
メルローのように飲みやすい品種になっていて、ほんのり感じる酸味が美味しいワインです。
赤ワインの代表品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンでは、カシスの力強い香りと、濃厚な渋みが味わえる品種です。
しっかりとした味と濃い風味を感じられるでしょう。
ワインの産地でも違いを感じられる
ワインに使用される品種が同じでも、収穫された場所によっては味に違いが出てきます。
なぜ味に違いが出るのかというと、気候や気温によってぶどうが育てられる環境が変わるからです。
そのため、同じメルローでも微妙に渋みがあったり、酸味を感じたりと様々です。
フランスのボルドー地方では、2種類の品種を混ぜ合わせて作られることが多く、生産地が同じでもブランドによって味が少し違うものが多いです。
また、渋みが強く、味が力強いものが多いです。
スペインで作られるワインは、温暖な気候から育てられたフルーティーな味わいが特徴です。
このように味に様々な違いが出て、品種が同じものでも産地によってさらにバリエーションが広がります。
赤ワインは、ボディ、品種、産地の違いから数多くの種類となり、選ぶのが大変に感じるでしょう。
しかし、種類が多いことに奥深さを感じたり、味の違いに感動したりするでしょう。
ぜひ、自分に合った赤ワインで美味しく飲んでみてはいかがでしょうか?