食事の際のマナー、ちゃんと守れていますか?
恋人と高級なお店へデートに行く時、上司や取引先と食事をする時、常識を知らないと恥ずかしい思いをすることもあります。
今回は、大人なら絶対に知ってほしい食事のマナーについておさらいしてみましょう。
どの料理でも共通!基本的な食事マナー
和洋中、どの料理を食べる時にも共通しているマナーです。
自分ができているかチェックしてみてください。
1.椅子に深く座り、背筋が伸びている
2.お皿にフォークやスプーンが当たり、音を立てていない
3.大皿から取り分ける際は少なめに取っている
4.食べている時は、音がしないように口を閉じている
こんなことしていない?NGマナー
次は和洋中共通のやってはいけないことをご紹介します。
こんなことをしていないかチェックしてみましょう。
1.前のめり、猫背になっている
2.食事中に髪の毛を触る
3.食事中に携帯電話・スマートフォンを操作する
4.左手を皿代わりにして添える
5.料理をひっくり返したり、盛り付けを崩したりする
料理によって違う!?左手マナー
食事の際、お箸やスプーン・フォークを持つ手と逆の手はどうしているでしょうか。
実は左手(利き手が左手の人は右手)をどこへ持っていくかは料理の種類によって違います。
和食
和食の場合、大皿以外の自分の器は左手で持って食べます。
持つことができない大皿の場合でも、左手を添えておきます。
洋食
洋食では取っ手のついたカップは持って使いますが、それ以外の器はテーブルに乗せたまま食べます。
左手を使わない時は軽くテーブル上に乗せておくのがマナーとされ、器に添えるのは良くないと言われることが多いです。
中華料理
中華料理は右手の箸だけで食事をするのが基本的ですが、レンゲを左手に持って、右手の箸でレンゲに麺やワンタンを乗せて食べる方法もあります。
器は洋食のようにテーブルに置いたまま食べるので、左手は軽くテーブルの上に置きます。
どこに座ればいいの?上座と下座って知ってる?
席に案内された時、どこに座ったらよいかもマナーで決まっています。
一緒に食事する人が目上の場合や、こちらがおもてなしする側の場合は相手に入り口から遠い席、「上座」に座ってもらいます。
上座に促しても相手がなかなか座ってくれなかったり、お互いに譲り合ったりして時間がかかると予想される場合には、あらかじめ席順を決めておくのも良い方法でしょう。
マナーは付け焼刃ではなく、日常的に意識することでしっかりと身に付けることができます。
高級レストランや料亭など、どこへ行っても恥ずかしくないように、日頃から気を付けたいものですね。