「繭気属性（けんきぞくせい）」という言葉を知っていますか？
この世界にあるものは全て「地」「水」「火」「風」「空」の5つから成り立っていると考えるもので、中国の陰陽思想や五行思想から生まれたものだとされています。
今回は多くの占いの基礎となっている「繭気属性」について解説していきましょう。

「繭気属性」とは？5つの元素から世界ができている

宇宙や地球上にある自然、森羅万象の全ては「地」「水」「火」「風」「空」の5つで構成されており、人や物もその一部であると考えられています。
そのため、人や物には5つの元素のうちの1つの性質があり、それを「繭気属性」と呼んでいるのです。
ある人は「地」、またある人は「風」を持って生まれるという考え方から、人間を5つのタイプに分けて性格を知ったり、相性を調べたりします。

自分の繭気属性を調べてみよう！生年月日と血液型を用意

繭気属性を調べるには、生年月日の数字を1桁ずつ足していきます。
最後の答えが2桁になったら、その数字をさらに1桁ずつ足し算してください。
1桁になるまで繰り返し、出た答えに血液型がA型であれば1を、B型であれば2を、AB型であれば3を、O型であれば4を足します。
出た答えが2桁になれば再度1桁ずつ足し、最後に1桁になったら終了です。
1であれば「地」、2であれば「水」、3であれば「火」、4であれば「風」、5であれば「空」、6であれば「地」、7であれば「火」、8であれば「水」、9であれば「風」となります。

相性を調べてみよう！星を描くと分かる

繭気属性には相性があり、一筆書きで描いた星の図形で調べることができます。
それぞれの星の頂点に「地」「水」「火」「風」「空」を順に配置し、直線で結ばれ向かい合った属性と、隣り合った属性を見ましょう。
対になって向かい合った属性とは相性が良く、隣り合った属性は相性が悪いと言われています。
「地」であれば「火」や「風」と相性が良く、「水」「空」とは相性が悪いことが分かりますね。

土地にも属性がある！？パワースポット選びにも活用

繭気属性は人だけでなく物や土地、建物にもあると言われています。
新たに住む土地を探している人や、神社やお寺などのパワースポットで力を借りたいと思っている人はその場所の繭気属性を調べてみると良いでしょう。
例えば、「風」のタイプの人は青森県の恐山や新潟県の弥彦神社と相性が良いので、行ってみてくださいね。
ただ、相性が悪くても縁起が悪いというわけではなく、相性が良い場所に行けばより強いご利益になるということなので、自分の属性と合っていなくても心配はいりませんよ。

繭気属性の考え方は様々な占いのルーツになっていると考えられています。
占い方も簡単なので、ぜひお友達や家族と楽しんでみてくださいね♪