「占い」って結局なに?世界に存在する占いとは

世界には様々な占いがあります。
その体系が決まっている占いもあれば、太古からの名もなき占いもありますが、その占い方法や使う道具、占いからわかることなどは多岐にわたります。
今回は世界中に存在する「占い」とは結局どういうものなのか、その概念をまとめてみることにしました。

 

「占い」ってどういうもの?

占いとは、未来や人(国や会社などが対象であることも)の運勢、心の中などの直接目で見ることができないものを判断したり、予言したりする方法のことです。
その方法には、年月日を用いるものや道具を用いるものなど、様々な種類があります。

世界中の占いを分類!命・卜・相に分けられる

占い方法を種類別に考えると、大まかに3種類の占いに分けられます。
その分類は命・卜・相と呼ばれ、それぞれ命占、卜占、観相という占い名がついています。

・命占(めいせん)
生まれた年月日、出生時間、出生場所をもとに占います。

・卜占(ぼくせん)
道具を用いて、その偶然の結果から答えを見つけ出そうとする占いです。

・観相(かんそう)
人の顔や手相、外見などを見てその人の性格や運勢を判断する占いです。

 

占い3種の特徴は?それぞれ得意な分野がある!

占いの種類によって、見ることができる事柄が違います。
それぞれの種類に分類されているメジャーな占い方法についてまとめました。

・命占(生年月日から占う)
基本的な性格や生まれ持った運勢を見ることができます。
しかし、人の気持ちを占うことはできません。
例:西洋占星術、九星気学、四柱推命、紫微斗数、算命学、数秘術

・卜占(道具を使って占う)
人の気持ちや行動を占ったり、YESかNOで占ったりすることができます。
また、未来を占う時は短期的なものであれば占うことができます。
例:タロット、オラクルカード、ダウジング、周易、断易

・観相(人・物の見た目で占う)
持って生まれた性格や運勢、長期的な運命を占うことを得意としています。
人の気持ちは占うことができません。
例:姓名判断、風水、人相、手相、家相

 

占い方法は指定してもいい?初心者はお任せが安心!

占いに詳しくなければ、占い師に任せた方が良いでしょう。
「この占い方法をしてください」とお願いすると、占い結果から出せる答えを限定してしまうことになります。
相談したいことや占ってほしいことを明確にすれば、占い師が適切な占い方法を選んでくれるので、お任せしましょう。

 

日本でも有名な四柱推命や西洋占星術のほかに、最近ではコーヒー占いなどの珍しい占いも紹介されるようになってきました。
しかし、どんな占いでも3種類に分けられるというのはあまり知られていないのではないでしょうか。
色々調べてみると面白い発見がたくさんありますね。