美容やダイエットのために積極的に水を飲んでいるという人も多いでしょう。
こまめな水分補給は健康にもいいとされていますが、食事中に水を飲むのは注意が必要です。
一体どういうことなのでしょうか。
食事中に水を飲むと何が起こる?
食事中に水を飲んでしまうと胃液が薄まります。
胃液には食べたものを消化する役割があるため、薄まると消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかってしまいます。
また、水で食べ物を流し込むような食べ方をすると噛む回数が減ります。
よく噛まずに飲み込むことで胃に負担がかかるわけですが、胃ではすでに胃液が薄まってしまっており、キャパオーバー状態に・・・
胃腸の機能が弱まると、本来得られるべき栄養素が吸収されなくなってしまいます。
バランスよく食べているのに肌荒れをするようになった、胃腸の調子がよくない、などの症状が出てしまうおそれがあります。

太りやすくなる?
食事中に水を飲むと起こることがもう一つ。
それは食べ過ぎです。
「水を飲むとお腹が膨れるから食べ過ぎ予防になるのでは?」と思いがちですが、実は逆で、食べ過ぎを誘発させてしまうといわれています。
人の体は食事中に噛むことで満腹中枢が刺激され、「もうお腹いっぱい」と満足感を得ます。
ところが水で流し込むように食べてしまうと噛む回数が減り、なかなか満足感を得られません。
結果として普段より多く食べてしまいます。
食事中に水を飲む習慣をつけてしまうと常に食べ過ぎ状態になるため、太ってしまうおそれが・・・
コップ1杯程度ならOK!
とはいえ、食事中に水分を取るのは絶対にNG!というわけではありません。
コップ1杯(200ml)程度の水分なら大丈夫です。
そのためスープやみそ汁があるなど、汁物が多いメニューの場合は控えた方が無難でしょう。
食べ物を流し込むような飲み方は避けてください。
水のほか、食事と相性がいいとされているのが緑茶・コーヒー・紅茶・ウーロン茶といったタンニンを含む飲み物です。
タンニンには油分を切る効果があるので、揚げ物などの際に口の中をサッパリさせてくれます。
美容や健康にいいとされるものでも、タイミングによっては逆効果になってしまう場合があります。
食事の際の水分補給は最小限に留め、その分、噛む回数を増やした方がいいでしょう。
よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、少ない量でも満足度の高い食事が楽しめますよ。









