朝食は食べた方が良い?食べない方が良い?それぞれのメリットは

みなさんは「朝食」食べていますか?
昔から朝食は食べた方が良いと言われていましたが、最近は朝食を食べないことでも健康的なメリットがあると言われ始めています。
今回は朝食を食べるメリット、食べないメリットの両方について考えてみましょう。

 

朝食を食べるメリットは?エネルギーを補給しよう

寝ている時も人の脳は活動しています。
ブドウ糖は脳のエネルギー源の一つ。
朝起きた時にぼーっとしてしまうのは寝ている間にブドウ糖が消費されて足りなくなっているからです。
朝食の役割はこのブドウ糖を補給すること。
朝食で栄養補給すると、脳がすっきり目覚めて勉強や仕事に集中できます。
一日を活動的にしたいなら朝食を取るのが一番ですね。
ご飯などの炭水化物、肉や魚のたんぱく質、野菜や果物のビタミン類や食物繊維を効率よく摂取しましょう。

体内時計をリセット!朝食でスイッチを入れよう

人の体には体内リズムがあります。
日中は活動的に、夕方から夜間にかけてリラックスするようにできています。
しかし現代人は日が昇らないうちに仕事へ出かけたり、暗くなっても仕事をしていたりする人が多いですよね。
昼夜が逆転するような生活を送っていると体内時計が狂ってしまいます。
これを毎朝調節してくれるのが朝食です。
朝食だけでなく、昼食や夕食の時間も毎日同じ時間にすることで体内リズムと生活リズムが整っていきます。

朝食を食べないメリットは?デトックス効果も!

消化機能は朝目覚めてすぐスイッチが入るわけではありません。
朝起きてすぐに食事を取ると、体調が悪くなってしまう人もいます。
朝食を抜くと胃腸を休めることができるでしょう。
夕食を食べ過ぎてしまう人は翌日の朝食を抜く方が良いかもしれません。
ただし、まったく何も口にしないとすっきり起きられなかったり、脱水症状を起こしてしまったりするおそれがあります。
朝起きたら水分を摂り、ヨーグルトや果物などの軽い食事で済ませるのもおすすめです。

生活スタイルに合わせよう!朝食を食べるor抜く

アクティブに活動する予定がある日は朝食をしっかり食べる方が良いでしょう。
栄養不足になると日中のパフォーマンスが悪くなります。
食べすぎてしまう人やデスクワークの人は朝食を抜くか、軽い食事で済ませてもOKです。
少しずつ量を減らして体を慣らしていくとスムーズですよ。

 

成長期の子どもや20代くらいまでの若い人は朝食をしっかり取るのがおすすめです。
代謝が落ちてきたり、運動量が少なくなってきたりした大人は体調に合わせて朝食をコントロールしてみても良いでしょう。