ウォーキングの時間はどのくらいがいい?効果の違いは?

運動不足の解消やダイエットなどにピッタリのウォーキング。
手軽に始められますが、どのくらい歩けばいいのか分からない人もいるでしょう。
歩く時間が長いほど効果がありそうですが、目的によっては数十分の運動でもしっかりと効果を得られます。
今回は、ウォーキングの時間によってどんな効果がもたらされるのかご紹介します。

 

短時間で続けやすい♪10分間のウォーキング

厚生労働省はメタボ予防のために、10分間のウォーキングを1日に数回行うことを推奨しています。
「10分間だと短すぎて効果が出ないのでは?」と思う人もいるでしょう。
実は、30分間の運動と、1回10分の運動を3回行った時の効果はほとんど差がないという研究結果が出ています。
日頃から運動の習慣がない人は10分間のウォーキングを何回かに分けて行うのがオススメです。
長時間の運動が苦痛だと感じる人も10分間なら気軽に始めやすいですし、長く続けられるので運動不足の解消やダイエットにも効果的ですよ。

ダイエット向け!20分間のウォーキング

ウォーキングなどの有酸素運動はスタートから20分程度で脂肪が燃焼し始めるのでダイエットにピッタリです。
特にオススメのタイミングは朝。
朝日を浴びるとセロトニンが分泌され、リラックス効果やストレス解消などにつながりますよ。
会社まで徒歩通勤をしてみたり、少し遠くのコンビニへ歩いてみたり、日々の生活に取り入れやすい方法で実践してみてくださいね。

メンタル面の向上も!30分間のウォーキング

基礎体力を向上させるために、厚生労働省は30分間の運動を週に2回以上継続することを推奨しています。
基礎体力が向上すれば運動不足の解消やダイエットだけでなくメンタルに対しても良い効果が得られると言われています。
まずは10~20分間のウォーキングから始めて徐々に30分間まで増やしていくと効果やメリットを感じやすいでしょう。
30分は長すぎず短すぎない時間なので、継続しやすく達成感や満足感も得られますよ。

長ければ良いという訳でもない?1時間のウォーキング

30分間の運動を週2回以上続けていくのが難しい場合は週1回、1時間のウォーキングでも同等の効果を得られます。
しかし、運動の習慣がない人がいきなり長時間のウォーキングをすると足や体を痛めてしまうこともあるでしょう。
ウォーキングを始めるなら最初に自分の体力を把握しておくことも大切です。
長時間無理に歩こうとせず、まずは10分間など短い時間から始めて徐々に時間を増やしていくと良いですよ。

 

運動に苦手意識がある人や日頃から忙しい人も、ウォーキングなら気軽に取り組めるでしょう。
ウォーキングを長く続けるために、自分の体力やライフスタイルに合わせて時間を決めてみてくださいね。