トマトを食べると健康になる!おさらいしたいトマトの効能

健康に良い野菜の名前として一番耳にするのはトマトではないでしょうか。
とある健康情報番組の「この病気を予防する野菜はなんでしょう?」というクイズに「どうせ答えはトマトでしょ」と言っているタレントがいました。
もはや健康食材として有名となっているトマトですが、どんな効能があるのか改めて調べてみることにしました。

抗酸化力がトップクラス!医者も食べる食材NO.1!

「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言葉もあるように、トマトには栄養素が多く含まれていて、中性脂肪やコレステロールを低下させるという効果があります。
また、抗酸化作用のあるリコピンは老化の原因である活性酸素を取り除き、生活習慣病の改善や予防も期待できます。
健康のために医者が食べている食材のアンケートでも、ヨーグルトや納豆を抑えて1位を取るなど、プロも認めるスーパーフードです。

ダイエットにも!?トマトジュースが肥満に効く!

トマトは糖度が高く、ビタミンAやビタミンCも豊富です。
そのため、野菜ジュースの材料として多く使われていますよね。
トマトジュースを毎日40歳から60歳の女性に飲んでもらったところ、血中の中性脂肪値が低下、代謝が上がるなどの実験結果を得ることができました。
特にエネルギーの消費量が減少し、中性脂肪が増加しやすい傾向のある更年期の女性がトマトジュースを毎日飲むことで、糖質異常症やメタボリックシンドロームを改善できるという研究結果が出ています。

オリーブオイルで調理しよう!トマトの力を最大限に引き出す

日本ではサラダやジュースにするなど、生で食べることが多いトマトですが、スペインやギリシャなどの国ではトマトをオリーブオイルで加熱し、ソースにしたものがさまざまな料理に使われており、「地中海式ダイエット」として知られています。
トマトのリコピンは火を通しても壊れにくく、油に溶けやすいという性質があるので、トマトソースはこの特性を上手く活用していると言えるでしょう。
中でもオリーブオイルは、オレイン酸が多く含まれ、トマトのリコピンと一緒に摂取することで効率よく吸収されることが分かっています。
この相乗効果により、よりコレステロール値を下げることができるのです。

 

健康効果の高いトマトは、1日に2~3個食べるのが推奨されています。
生で食べると少し多い気がしますが、ジュースにしたり、オリーブオイルで加熱してソースにしたりと工夫すれば無理なく続けられるかもしれませんね。