体調不良に悩まされている方は、腸内環境が乱れているのかもしれません。
健康でいるためには、腸内フローラを良い状態に保つことが非常に重要です。
しかし、知らず知らずのうちに腸内環境を悪化させてしまう生活を送っている可能性があります。
そこで今回ご紹介するのは、NGな生活習慣や、腸活についてです。
これはNG!生活習慣を見直しましょう
・過度な飲酒
お酒が好きだからといって、頻繁にアルコールを摂取していると、大腸菌などの悪玉菌が増えてしまいます。
この悪玉菌は、毒素を増やす原因となり、腸管のバリア機能を破壊してしまいます。
そのため、過度な飲酒をしている方は、アルコールの摂取を極力控えましょう。
・生活リズムの乱れ
私たちの体に備わっている体内時計が正常に働くことによって、夜は眠くなり朝になると目覚めます。
しかし、何かしらの原因で生活リズムが乱れてしまった場合、体内時計は本来の働きを発揮できません。
・運動不足
腸内フローラの状態が悪くなる理由の1つに、運動不足が挙げられます。
運動は、善玉菌を増やす効果があると言われているので、腸内環境を良くするためには、日々体を動かすことが大切です。
ファスティングで腸活
私たちの体内にある腸は主に、消化、吸収、排泄という働きをしています。
ファスティングをすることで、消化、吸収にエネルギーを使わず、排泄だけに集中できます。
腸を休ませて綺麗な状態し、免疫機能を活性化させることが、腸活の本来の目的です。
ファスティングは、腸内環境を整えるた目だけではなく、ダイエットにも効果が期待できます。
正しい方法でファスティングを行えば、その後も太りにくい健康な体をつくれます。
初めてでも安心!正しいファスティング
ファスティングは、行う日数によって得られる効果が異なるため、以下を参考に自分の目的に合わせて選んでみてください。
・1~2日:内臓の休養
・2~3日:むくみの改善、宿便の排出
・5~6日:脂肪燃焼、脳の覚醒
ファスティングは、準備食→断食期間→回復食、といった手順で行います。
重要なのは、準備食と回復食です。
準備食では、固形物を控え、おかゆや具なしのスープなどで、体を徐々に慣らしていきます。
この期間中は、動物性食品、乳製品、加工食品、カフェイン、小麦製品、砂糖、嗜好品などを避けましょう。
ファスティング後は、吸収能力が低下している状態であるため、回復食では、消化器官の働きをサポートする食物繊維や発酵食品を中心に、腸に優しい食材を選びましょう。
腸内環境を整えることによって、体調不良やストレスなどの症状が改善されます。
安全に行うために、正しいファスティング法を身に付けましょう。