近年、「人生100年時代」という言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか?
しかし、長生きできたとしても、健康でなければ意味がありません。
そこで今回は、不老長寿を実現するための食事健康法をご紹介します。
老後も元気に過ごしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
イタリアで話題の食事健康法
皆さんは、イタリアのサルデーニャ島という地域をご存じですか?
100歳以上の村人が元気に暮らしており、世界的にも長寿の島として知られています。
趣味を愛しながら死ぬまで働き続け、人生を謳歌する村人たちの姿は、まさに私たちが目指すべき形なのではないでしょうか?
サルデーニャ島の人々が長生きするのには理由があります。
常識の範囲を超えた若々しさを保つ彼らは、まさに「不老不死」に一番近い存在なのではないでしょうか?
彼らのようにいつまでも若々しくいたい、という人々の願いを叶えるべく、これまでに多くの科学者が研究を重ねてきました。
そんな中、注目を集めているのが「AMPK食事法」です。
「AMPK食事法」とは?
AMPKとは、AMP活性化タンパク質キナーゼという酵素であり、エネルギー代謝に重要な役割を果たしています。
エネルギーのレベルをAMPKが検出し、体内でエネルギーのバランスを調整してくれるのです。
そのため、私たちの体内にはなくてはならない重要な酵素なのです。
このAMPKを最も効率良く活性化させられるのは、「ポリフェノール」の導入だと言われており、エネルギー効率やDNAの回復能力の改善、ミトコンドリア生合成の刺激などの効果が期待できると言います。
では、私たちは普段からどのような食事を摂ればいいのでしょうか?
身近にある食品で長寿を目指す
私たちの身近にも、ポリフェノールが多く含まれている食品や飲み物はたくさんあります。
含まれているポリフェノールの量が多いと言わているのは、スパイスやハーブ類です。
しかし、普段の食事で大量にバジルやミント、ターメリックを使うのは難しいですよね。
日々の食生活の中で手軽に摂り入れたいのであれば、ベリー類やコーヒー、緑茶などがオススメです。
ポリフェノールは、がんや心疾患による死亡リスクを、10~20%範囲で低下させてくれる働きがあります。
毎日の暮らしで積極的に摂り入れることによって、いつまでも健康で若々しくいられます。
今回ご紹介したように、健康は食事が基本なのです。
そのため、日々の食事によって良くも悪くも左右されてしまう可能性が考えられます。
この機会に一度、食生活を見直してみてはいかがでしょうか?