人生の三大費用とは「教育費」「住宅資金」「老後の資金」のことです。
生きていくにはお金が必要ですが、将来のお金のことについてあまり考えていない方も少なくありません。
将来のことを考えて計画的にお金の管理をしていくことは、これからの時代とても大切だと言われています。
三大費用でかかる大まかな金額を知っておくことで、将来の不安を取り除くための対策が可能になります。
今回は、人生の三大費用について解説していきます。
教育費について
子どもにかかる教育費は以下の通りです。
()内は私立の場合です。
・幼稚園
約23万円(約48万円)
・小学校
約32万円(約153万円)
・中学校
約48万円(約133万円)
・高校
約45万円(約100万円)
大学
約430万円(約500万~)
これらは学校以外の活動も含めた金額で、私立と公立の差は一目瞭然です。
大学に関しては、1人暮らしの場合さらに家賃や生活費なども加算されます。
子どもの進路によって大きく変わってくる養育費は、なるべく多く確保しておくことが望ましいです。
教育ローンや奨学金を使うという選択肢もありますが、しっかりとした計画を立てることが必須となります。
住宅資金について
マンションや一戸建ての購入は、人生最大の買い物と言いますよね。
数千万円かかる家を購入する際は、一般的に住宅ローンを利用する方が多いです。
また、物件の価格は場所や物件の形態(中古マンションなど)によって違い、その差は2000万円以上の場合もあります。
今回は東京都の23区の物件価格を紹介します。
・中古マンション
約4500万円
・中古戸建
約5600万円
・新築戸建て
約5000万円
これに比べて北海道の中古マンションは約1900万円で購入可能なので、家を購入する場所によっても金額が左右されます。
また、この上に諸経費がかかってくるため注意が必要です。
老後資金について
平均寿命が約81~約87歳までと言われているので、定年まで働いた場合は約20年分の生活費が必須です。
最低限の生活に必要なお金は月に約11万円と言われていて、余裕のある生活をするためにはプラス5万円程度が望ましいです。
計算をするとトータルで約2250万円~約4200万円が必要ということになります。
年金や退職金を考えると大きく不足することはないかもしれませんが、周りに迷惑をかけないようにするためにも老後の資金を確保することは重要と言えるでしょう。
人生にかかる費用は人それぞれ違いますが、予め貯蓄しておくことの重要性は誰しも変わりません。
幸せに暮らすために、計画的に貯蓄をしていきましょう。