節約の最大の敵は無駄遣いです。
どんなに節約レシピを調べても、スーパーの特売で買い物をしても、無駄遣いが減らなければお金が貯まりません。
今回は誰もがやってしまいがちな無駄遣いと、それを防ぐための方法について解説しましょう。
衝動買いが止められない…「メタ認知」で冷静に
ネットショッピングで、何かしら戦利品を手にしないとその日は寝られない…という人がいます。
今すぐ必要でないのに、「なんとなくお店をのぞいているうちに買ってしまっていた」というのは無駄遣いですよね。
衝動買いを抑えられない人は、サイトを開かないのが一番良い方法です。
しかし、ネットショップをチェックするのが何よりも楽しみだという人もいます。
我慢すればするほど買い物したい欲が高まってしまうので、無理は禁物です。
どうしてもネットショップを見てしまうという人は、「お気に入り登録」を活用しましょう。
注文カートにすぐ入れるのではなく、一旦お気に入り商品として登録したり、「いいね」ボタンを押したりしてみてください。
するとその時点で一定の満足感が得られるので、衝動買いを回避することができます。
その後お気に入り商品のリストを見返してみて、本当に必要かどうか吟味すると良いでしょう。
自分の気持ちを一旦整理して客観的に把握することを「メタ認知」といいます。
ショッピングの前にはメタ認知を意識して、本当に欲しい商品なのか第三者の目線で判断しましょう。
衝動買いで得られる快楽に惑わされない!ストレス解消は別の方法で
あなたが衝動買いをしてしまうのは、どんな時ですか?
モノを手にすると人は快感を感じ、満たされたような気分になります。
ストレスや疲れを感じている時、手っ取り早い快感を求めて買い物をしてしまう人も多いでしょう。
ストレスを溜めないように心掛けたり、運動をしたりすることで衝動買いを抑える効果があります。
そのほか、映画・音楽鑑賞や読書などの趣味に没頭すると、脳内からドーパミンという快楽を司る神経伝達物質が分泌されることが分かっているそうです。
これは買い物で得られる快感と同じなので、衝動買いをする前に試してみてはいかがでしょうか。
またこれ買っちゃった…整理整頓で無駄遣いを防ぐ
冷蔵庫がぐちゃぐちゃだと、まだあるはずの食材や調味料を買ってきてしまいます。
どこに・何が・どれくらいあるのかを把握して、無駄遣いを減らしましょう。
文房具、コスメやアクセサリーなどのアイテムも同じようなものを買ってしまう可能性が高いです。
整理整頓を心掛け、できるだけシンプルな暮らしをすると節約にもつながります。
節約の結果が出ないと、「何をやっても無駄だ」と諦めてしまいたくなりますよね。
しかし、少しでも生活を変えれば必ず良い方向へ進むはずです。
まずは自分が無駄遣いをしすぎていないか、メタ認知を使って振り返ってみましょう。