オーガニックと聞くとどんなイメージがありますか?
オーガニックとは、農薬や化学肥料を使わず、土や水、虫など自然の恵みを生かした栽培方法のことを指します。
体に良いのでできれば積極的に選びたいですよね。
しかし、オーガニックはとても手間暇かかるので価格も割高です。
オーガニックばかり選んでいると食費がとんでもないことになってしまうことも。
そんなオーガニックですが、実はあまりオーガニックの意味のない食材もあるんです。
今回はコスパで選んでも大丈夫な食材を紹介します。
シーフードは天然物が一番!
実は、シーフードでオーガニックと記載されているものは養殖物です。
養殖より天然物の方が余計なものは使用されていません。
また、天然物の方が栄養も豊富で健康にもいいですよ。
シーフードを買うならオーガニックより天然物を選びましょう。
野菜こそオーガニック?
野菜こそオーガニックと思いがちですが、そんなことはありません。
アメリカでは、残留農薬の少ない野菜を公表していますが、毎年ほぼ同じ顔ぶれです。
玉葱・茄子・トウモロコシ・キャベツ・アスパラガスなどは農薬が残りにくいので、わざわざオーガニックを選ばなくても大丈夫です。
オーガニック野菜を選ぶならケールやホウレン草など残留農薬の多い物を優先して買いましょう。
果物を選ぶなら?
皮が厚いものや剥いて食べる果物は、オーガニックにこだわる必要はないでしょう。
例えばグレープフルーツやアボカド、メロンやパイナップルなどです。
皮を剥くことで危険な部分を取り除けますし、皮が厚いものは残留農薬も少なくなります。
イチゴはオーガニックがおすすめですが、バナナは皮を剥くのでどちらも大差ないのだとか。
果物を買う時はぜひ意識してみてください。
特にお金を掛けた方が良い食材は?
オーガニックを一番意識した方が良い食材は牛です。
オーガニックの牧草で育てられた牛は、そうでない牛に比べると栄養価が高いことが分かっています。
アメリカでは、農薬を使っていない牧草を食べ、抗生物質や成長ホルモンを使用せず育てた牛には、認証シールが与えられます。
値段は少々割高ですが、選ぶだけの価値がありますよ。
いかがでしたか?
オーガニックと言ってもすべてが良いわけではありません。
お金に余裕があればすべてをオーガニックにするのも良いですが、あまり違いがないのならコスパの良いものを選びたいですよね。
オーガニック食品を選ぶ時の参考にしてみてください。