実は間違っていた?不健康になる食事のクセとは

普段何気なく繰り返している食事ですが、食生活はきちんと整っていますか?
悪い食生活を続けていると、健康に害を及ぼす危険があります。
今回は注意したい不健康になる食事のクセを解説していきましょう。

炭水化物の過剰摂取は高血糖の原因に

主食となるお米やパン、うどんといった炭水化物は、つい食べ過ぎてしまう食べ物ですよね。
摂取し過ぎると糖尿病や肥満などの生活習慣病に陥ってしまうので注意が必要です。
炭水化物から摂れる糖は、人間が動く上では欠かせないガソリンのような役割をしてくれる重要なもので、インスリンというホルモンによりエネルギーに使われています。
ただ、炭水化物は食後に血糖値が急上昇する食べ物なので、食べ過ぎると高血糖状態が続き、糖尿病や肥満などにつながってしまうのです。
インスリンも正常に働きにくくなり、エネルギー不足と勘違いして食欲が沸きやすくなり、それも食べ過ぎ・高血糖の悪循環につながる要因。
炭水化物は適量に抑え、バランスの良い食事を心掛けましょう。

食べ過ぎることによる老化の加速

私たちの細胞は常に新しいものへと変わっています。
細胞分裂には回数が決まっており寿命と直結していることを知っていましたか?
サルで行った実験結果によれば、好きなだけエサを与えたサルとエサの量を8割に抑えたサルでは、エサを抑えた方がより若く見えるという結果が出ました。
つまり食べすぎるとより細胞分裂が活発になり、老化を早めてしまうことに繋がります。
若さを保つには満腹まで食事をしないようにし、健康的な食事や適度な運動をすることが大事ということですね。

低カロリーへの誤解

ダイエットを意識する中で低カロリーな食事に目が行きがちではありませんか?
ただカロリーが低い食べ物を食べるだけでは栄養が足りず、かえって不健康になってしまいます。
特にお肉や魚といった動物性の食品には、野菜などを食べるだけでは得られないビタミンB6やビタミンB12などの脳や精神に関係するビタミンや、免疫力に直結するたんぱく質が得られるため健康には欠かせません。
また、低脂肪の食事は炭水化物を摂りがちにになるので、先ほど取り上げたように糖尿病などの生活習慣病のリスクが上がります。
栄養の取り過ぎは決して肥満に直結するわけじゃありません。
食事をしっかりと食べて、適切な運動をすることが健康的な体作りにつがりますよ!

間違った知識で食生活を送っていると思わぬ落とし穴があったりします。
これを機に今一度自分の食生活を見つめ直してはいかがでしょうか?
正しい習慣を身に付けて、健康的な生活を送って下さいね。