老後のお金について心配されている方は多いかと思います。
節約やお金の運用次第で変わってきますが、普段のライフスタイルの中にも老後貧乏を回避するためのチャンスがあります。
今回は老後貧乏を回避するためのポイントをご紹介していきましょう。
目的のない転職は止める
キャリアアップを目的とした転職というのは、一見良いように見えますが退職金の減少につながります。
基本的には勤務年数が増えると共に退職金は増えていくので、20代~50代の内に無意味な転職を繰り返していると、もらえる退職金は少なくなってしまいます。
他にも転職をすることでお金に困ることが増えてきます。
安易な気持ちで次の勤め先を見つける前に会社を辞めてしまうと、転職先を見つけられるまで時間がかかってしまう場合があります。
そうなってしまうと、失業保険が受給できるようになるまで貯金を切り崩しながら生活しなくてはなりません。
退職金がない会社もありますが、今の会社を辞める前に一度踏み止まり、老後のことまで考えるということを頭に入れておくと良いでしょう。
老後も一生働くという選択肢も
老後でも資産が豊かな状況だという方の中には、退職後に仕事をしている方もたくさんいます。
高齢者が働いているというと貧乏に見られがちですが、やり甲斐のある仕事を続けていて豊かな生活を送っている場合があります。
定年退職後に趣味で稼ぐ方もいらっしゃいます。
遊ぶことにも力を入れ、趣味でお金を稼げれば嬉しいですよね。
例えば釣りが趣味だとします。
今までの知識を活かして本を出版したり、ガイドをしていったりと、意外と自分の趣味で生活ができるかもしれませんよ。
「この仕事をやり続けたい」「この仕事で勝負したい」というのがあれば、年金に頼らず、老後も仕事を続けていくのもアリです!
老後はどんな生活を送りたいか、イメージしてみよう
お金のことと一緒に考えてほしいのが、どのような老後生活を送りたいかです。
地方へ移動して暮らしてみたい、子どもに世話になるのは申し訳ないから有料老人ホームに入るなど、様々な考えがあります。
実際にたくさんの財産がある方でも、お金の上手な使い方が分からず散財してしまった方や、財産を使わずに亡くなってしまった方もいます。
使い過ぎも良くないですが、何も使わないのはもったいないですよね。
こうならないためにも、老後の夢や目標を今から具体的にイメージしておくと良いでしょう。
お金の使い方は非常に大事ですが、今から老後までの働き方や退職後のイメージをしっかり持っておくことで、将来豊かに過ごすヒントがたくさん隠れています。
「老後は体力的にも働けない」と思わず、自分と向き合って将来の不安は今から解消していきましょう。