仕事ができる人は、他の人と何が違うのでしょうか。
高度な技術を持っているとか、生まれ持った才能があるということではなく、「シンプルに考えられる人=良い仕事ができる」という考えがあります。
今回はシンプルな思考を取り入れて、もっと仕事ができる社会人になるためのコツを伝授しましょう。
仕事ができる人は思考がシンプル!有名CEOも実践している方法
説明が下手な人や会議での話し合いについていけない人は、頭が悪いわけではありません。
物事を複雑に考えすぎてしまうため、頭の中の整理ができていないのが原因です。
この仕事で何をするべきなのか、何が目的なのかという「要点」を掴むことができればどんな人でも仕事が上手くいきます。
一生懸命努力しているのに結果が出せない人は頑張るべきところを間違っている可能性があるでしょう。
例えば会議中に取っているメモを見ると、その人がシンプルな思考を持っているか、難しく考えすぎなのかが分かります。
仕事ができる人は要点だけをメモすることができますが、仕事ができない人は会議での発言を一字一句漏らさず書き残そうとします。
これでは後で見返した時、どれが大切なことなのか分かりませんよね。
大手IT機器メーカーのApple社は「シンプルであることが成功の理由」といわれており、多くの世界的企業CEOがシンプルな仕事を実践しています。
シンプルな思考をするためには?意識を少し変えるだけでOK
仕事ができる人は物事の要点を見つけるのが得意です。
そのため、無駄なことに心を割く必要がなくシンプルな仕事ができます。
難しく考えすぎてしまう人は次のことを実践してみましょう。
・仕事の基礎的な知識を身につけよう
会議や仕事の説明会に参加する際、要点を把握するとスムーズに仕事に活かせます。
しかし、話に出てくる単語一つひとつが初めて耳にするような状態だと頭が混乱してしまうでしょう。
大切なポイントを見つけるためには、まず仕事についての基本知識を持っておくべきです。
初めての業務について説明を受ける際には、専門用語の勉強など自分でも事前準備をしておくと要点を掴むことができます。
・問題の原因ではなく解決法に焦点を
仕事でトラブルが発生した時、どうしてこうなったのか究明しようとする人は多いです。
しかし、過去を振り返っても何も変わりません。
それよりもこの状況をどうやって打破するか考える方が意味のあることです。
業務として原因を調べなければならない場合を除いては、問題そのものではなく解決法に目を向けましょう。
起こってしまったことは仕方ないと割り切り、今度は失敗しないためにどうするかを考える人は結果的に仕事ができるようになります。
苦手なことに直面すると、ますます思考が複雑になって深みにはまってしまう人も多いでしょう。
できるだけシンプルに、今自分が何をするべきか考えることが成長につながります。