牛乳をかけるだけで簡単に食べられるフルーツグラノーラは、子育て中や仕事で忙しいママにもぴったりな朝食メニューです。
気軽に食べられて、さらに栄養価が高いと言われている人気のフルーツグラノーラですが、実は「フルーツグラノーラは太る」と言われているのをご存知ですか?
では、なぜ太ると言われているのか、その理由を2つ紹介しましょう。
フルーツグラノーラとは?
フルーツグラノーラは、オーツ麦を主原料としたグラノーラにドライフルーツを加えたものです。
オーツ麦の他にライ麦や玄米、とうもろこしなども使われており、それらに砂糖やシロップ、ココナッツオイルを混ぜて焼き上げたものがグラノーラとなります。
グラノーラに含まれているオーツ麦は、便秘解消や腸内環境を整える役目がある食物繊維が豊富に含まれており、不足しがちなビタミンや鉄分などを気軽に補給できるので人気のある食べ物です。
太る理由1「タンパク質が不十分」
フルーツグラノーラが太ると言われている理由のひとつが、タンパク質の量が不十分だと言われています。
タンパク質は運動やダイエットにはとても重要な栄養素で、女性が1日に必要とされるタンパク質の量は50gです。
しかし、フルーツグラノーラ1食に含まれるタンパクの量は5g程度しかなく、必要量の1/10しか含まれていないのです。
また、スーパーなどで販売しているフルーツグラノーラは砂糖や小麦粉が多く使われているので、ダイエット時に控えたい糖質が多く含まれ、血糖値を上げてしまうのです。
過剰な糖質の摂取は太る原因となり、ダイエットの妨げになってしまいます。
太る理由2「食べすぎていませんか?」
フルーツグラノーラ1食の推奨されている量はご存知ですか?
実は50gと意外と少ないのです。
計量せずに食べている方はもしかすると、推奨量の倍の100gほど食べている可能性もあります。
ここで注意したいのが、フルーツグラノーラにもトランス脂肪酸が含まれていることです。
トランス脂肪酸とはドーナツやケーキ、マーガリンなどに含まれており、摂り過ぎは肥満や脳卒中、アレルギー性疾患などの病気を招いてしまう可能性があります。
フルーツグラノーラをたくさん食べると体にトランス脂肪酸が蓄積し、腸内環境の悪化につながりますので、お菓子と同じくトランス脂肪酸が含まれていることを意識してみてください。
一度、普段自分が何g食べているのか計量するのもいいですね。
フルーツグラノーラが太ると言われている原因は、食べる量やフルーツグラノーラだけで全ての栄養素が摂れるという間違った思い込みがあるためです。
フルーツグラノーラは、手軽に栄養補給ができるので忙しい現代人にはピッタリの食べ物です。
ただし、フルーツグラノーラでは取れないタンパク質などの栄養素を上手に取り入れましょう。
美味しいからといって食べ過ぎないよう1食の摂取量をしっかり守り、ハッピーなフルーツグラノーラ生活を送ってくださいね。