ダイエットやシェイプアップを考えてはいるが、マシーンや道具にお金をかけず簡単に行いたいという人はいませんか?
そんな人におすすめなのが「スタビライゼーション」で、静止してポーズをとるだけという手軽なものです。
道具を準備する必要がないので、今すぐチャレンジすることもできますよ。
今回はスタビライゼーションについて紹介します。
スタビライゼーションのメリット
静止するだけで体を鍛えることのできるスタビライゼーションには、いくつかのメリットがあるので、紹介していきます。
・姿勢がよくなる
スタビライゼーションで鍛えることのできる筋肉は、人間の中心部の筋肉で、この部分の筋肉は骨格を整えるのに有効です。
骨格を整えることは美しい姿勢につながるので、スタビライゼーションを行うことで姿勢がよくなります。
・安全
スタビライゼーションの原型は、ピラティスのようにリハビリで行われていた体操です。
けが人などに無理をさせないように配慮されて考案されたものなので、今まで運動をしてこなかった人でも筋肉を傷めににくい安全性の高いトレーニングと言えます。
・どこでもできる
特に道具や特殊なマシーンを必要とせず、自分の体だけでできるトレーニングのため、自宅や出張先など場所を選ばずにどこでもできます。
・引き締めの効果が高い
スタビライゼーションは、ヨガのように反動をつけないゆっくりとした運動です。
ゆっくりとした運動は、柔軟性を上げるためやストレッチとしての意味合いが強く、疲労をとるものとされていました。
しかし、ポーズによってはしなやかな筋肉が付くことが明らかになったため、スタビライゼーションは筋肉が付き、引き締めの効果が高いと言われています。
スタビライゼーションのポーズ
スタビライゼーションで行うポーズをいくつか紹介します。
・体幹を鍛えるポーズ
1.四つん這いの状態で、お尻から頭までを一直線にするイメージで背中をのばします。
2.右手と左足、左手と右足のように対角の手足を床から離し、背中と一直線になるまでゆっくり上げます。
3.3秒間キープしたらゆっくりと戻し、反対も同様に行います。
・ふくらはぎを鍛えるポーズ
1.仰向けになり両腕とかかとで肩、腰、膝が一直線になるように体を上げます。
この時に膝は90°にしましょう。
2.片足をゆっくりと足が一直線になるように上げます。
3.3秒間キープしたらゆっくりと足を戻し、反対も同様に行います。
どちらの動作も交互に3セット行いましょう。
スタビライゼーションについて紹介してきました。
最初はバランスをとるのが難しいですが、その時にバランスをとろうとすることで筋肉が鍛えられます。
自然な呼吸を意識して、無理のない範囲でスタビライゼーションを始めてみましょう。