スーパーフード・おからの秘めたパワーとは?

豆乳や大豆食品の作った時に出る「おから」ですが、そのほとんどがゴミとして処分されてしまいます。
しかし、処分されやすいおからには多くの身体に良い成分が含まれていることをご存知でしょうか?
身体に良いとされるおからは、健康サポートにはうってつけの食品です。
その成分には様々な効果があり、主に3つの成分が健康維持に努めてくれます。

イソフラボン

イソフラボンは大豆の中で最も多く含まれている成分で、女性ホルモンを増やしてくれます。
女性ホルモンは減少することによって、更年期障害のような頭痛やめまい、便秘、肩こり、腰痛などを引き起こしてしまいます。
また、女性ホルモンが少ないとカルシウムが溶けやすくなって、骨粗鬆症になりやすく、乳がんのリスクも高めてしまうと言われています。
イソフラボンはそんな女性のサポートをしてくれる大事な成分なので、多く摂取しておきたい成分です。
おからのイソフラボン含有量は100gあたり15mgで、豆乳の含有量である100gあたり25~30mgには負けてしまいますが、それでもイソフラボンの摂取に期待はできるので、食事におからを取り入れていきましょう!

サポニン

サポニンは大豆のえぐ味や苦味となる成分ですが、近年では健康に役立つ成分として注目が集まっています。
主な効果は血管のドロドロとした脂肪や成分を排除して活性酸素を抑える役割があります。
活性酸素は活発になり増えすぎてしまうと、酸化して正常な細胞や遺伝子を傷つけます。
そのため、動脈硬化やがん、胃潰瘍、肺炎などに掛かりやすくなってしまいます。
サポニンはぜひとも摂っておきたい成分の一つです。

レシチン

レシチンは不飽和脂肪酸で血管についてしまったコレステロールを溶かしてくれる効果があり、血流を良くして血管が固まらないように予防してくれます。
血流が良くなると動脈硬化を予防してくれるほか、ダイエット効果につながったり、脳の働きをサポートしてくれるのです。
血流が改善されれば、身体のほとんどに良い効果が出てくると感じるくらい血液の流れは重要です。
健康を維持するためには血液サラサラが身体に良い状態と言えます。
レシチンは体にとっても良い成分なので、積極的に取り入れていきましょう!

大豆は人間の健康を維持するために必要な成分が驚くくらい入っています。
大豆製品を作る時にムダな部分として出てくるおからだからこそ、多く販売されているのでスーパーに行って買ってみてはいかがでしょうか?
毎日摂取することで健康だけではなく、美しさにも磨きがかかりますよ!