老けて見える原因の多くは、顔のたるみにあります。
皮膚にハリがなくなると、下まぶたや頬、口角が下がることにより老けた印象になるでしょう。
また、あごのラインがぼやけることで、顔が大きく見えたり二重あごになったりします。
今回は顔のたるみを防止・改善する方法をご紹介しましょう。
どうして顔がたるむの?コラーゲンの減少が原因
肌のハリは、真皮層にあるコラーゲンによって生まれます。
コラーゲンの繊維が互いに結びつき、肌を支えることによって弾力を持たせていいます。
ところが紫外線や乾燥のダメージ、加齢によってコラーゲンを作り出す力が衰えると肌を支えることができなくなります。
そのため、ハリのないたるんだ肌になるのです。
たるみを防止するには?保湿と紫外線対策を
コラーゲンの産生量を増やすことは難しいでしょう。
しかし、肌の水分量をキープし、紫外線対策を行なうことでたるみを予防することができます。
乾燥するとコラーゲンも減少するため、保湿が何よりも大切です。
紫外線は肌の乾燥だけでなく、皮膚の奥に浸透してコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを産生する細胞を傷付けます。
また、紫外線から生まれる活性酸素がコラーゲンの繊維を固くするため、ハリを失う原因に。
保湿と併せて、UVケアにも力を入れましょう。
表情筋が弱っている?顔エクササイズで筋力アップ
顔にある表情筋は、全体の30%程度しか使われていないといいます。
使われないままだと、表情筋が衰えてしまいたるみの原因にもなります。
顔の筋肉は鍛えることが難しく、普段の表情では負荷をかけることができません。
積極的に表情筋を動かすエクササイズが効果的です。
コスメでのたるみケアと併せて、表情筋も鍛えていきましょう。
たるんでしまった顔には?顔エクササイズ
たるんでしまった頬や口元は、表情筋を動かすことで改善する可能性があります。
大きく口を動かすエクササイズをしてみましょう。
①大きな口で「あ」
顔を少し上に向けたら、口を普段より大きく開けて「あ」と発声してください。
目も大きく見開くと、目元の表情筋も鍛えられます。
②口を横いっぱいに引いて「い」
口角が少し下がり気味になるように、口を横に引いて「い」と発声します。
目元は自然にしていてOKです。
③口をすぼめて「う」
唇を突き出すようにしながら、頬をすぼめて「う」と発声してください。
口周りの筋肉を意識するのがポイントです。
④唇を巻き込んで「え」
口を開け、唇が内側に巻かれるようにして「え」と発声します。
口角を上げられる人は上げてみて。
⑤びっくり顔で「お」
唇を前に突き出し、縦に大きく広げた形で「お」と発声してください。
目も大きく見開き、びっくりしたような顔になります。
真顔の状態が長く続くと、口角が下がりやすくなり頬のたるみの原因になります。
家に帰った後や、一人の時間など、時々顔のエクササイズをしてみてくださいね♪