いつまでも若々しくいたいと願う女性も多いですよね。
高い化粧品やコスメを使っても、いまいちパッとしない…という人は大豆の健康効果を試してみてはいかがでしょうか。
今回は女性が摂るべき大豆成分についてご紹介します。
女性ホルモンと似た働き?大豆を取って若さを補給!
大豆には「イソフラボン」という成分があります。
この成分は女性ホルモンの「エストロゲン」と同じような構造を持ち、働きも似ているものであるということが分かりました。
イソフラボンは細胞を攻撃する活性酸素の働きを抑え、老化を予防してくれるとともに、エストロゲンの代わりとなって働くことで女性ホルモンとしての役割も果たす優秀な成分です。
女性は年齢とともにエストロゲンの分泌量が低下することで、妊娠機能の衰えや更年期障害の原因となります。
大豆のイソフラボンは不足しているエストロゲンを補って女性ホルモンの低下によるトラブルの予防や改善に役立つのです。
どんな効果があるの?イソフラボンの働きとは
イソフラボンを摂取すると、肌の新陳代謝を活発にさせたり、髪や肌のハリをは持ってくれたりすると言われています。
そのほか、卵巣の状態を良くすることで妊娠しやすい体に導いたり、生理不順の改善にもつながったりする効果もあります。
さらに、自律神経の安定や泌尿器・生殖器の自浄作用を高めることで様々な不調から女性の体を守っているのです。
若い女性だけでなく、お年寄りの女性にとってもコレステロールを抑えて動脈硬化を防ぎ、骨を丈夫にする嬉しい効果があるので、一生摂り続けたい栄養素の1つですね。
ガンの予防にも!更年期障害に悩むなら
大豆のイソフラボンは乳がんや子宮がんなどの女性特有の病気の予防にも効果的だということが分かっています。
また、更年期障害に悩む人の多くは婦人科などで女性ホルモンの補充を勧められることがあるのですが、エストロゲンが多くなると乳がんのリスクも上がると言われており、心配する人もいるでしょう。
しかし、大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンの代わりをしてもがんになるリスクはなく、むしろ婦人科系の疾患を予防してくれる力強い味方なのです。
イソフラボンは「エクオール」が大切!?
イソフラボンを摂取すれば全ての人が更年期障害の改善につながったり、婦人科系疾患になりづらくなったりするのではなく、イソフラボンを摂取することで体内に「エクオール」という成分を生成できるかどうかによって効果は変わります。
若い女性の多くはイソフラボンを摂取してもエクオールが生成できないことが分かっており、大豆製品を摂っても健康的な恩恵を受けられないのです。
このタイプの人にはエクオールそのものをサプリメントなどで直接摂取する方法がおすすめで、医療機関や製薬会社でも取り扱いがあるので相談してみると良いでしょう。
大豆製品はアレルギーのある人もいるので、摂取には注意が必要です。
若い頃は豆乳を飲んでも平気だったのに、年齢を重ねるごとにアレルギーを発症したという人もいるので、慎重に試すようにしましょう。