持っているだけでステータスとなるゴールドカードやプラチナカードは、多くの人の憧れでしょう。
保有したい人も多いかと思いますが、持つためには審査に通る必要があります。
今回は、ゴールド・プラチナカードの審査を通過する基準について、解説していきましょう。

信用情報が所持できるかの運命を分けている

クレジットカードは貸借の信用が必要となり、お金を返してくれなさそうな人には審査が降りません。
その信用はどこで判断されるのかというと、以前にカードを所持していた時の支払い情報によって信用できるかを判断されています。
過去に支払いに遅延があった場合には、審査にマイナスされることが多くなりカードを作れなくなる可能性が出てきます。
また、何回か遅延を繰り返して、すぐに支払いをしない人だと判断されてしまうと、ブラックリストとして呼ばれてしまいます。
ブラックリストになると経済的に苦しい状況である人として見られてしまうので、審査に通ることは非常に難しくなります。
しかし、ブラックリストにデータが残るのは5年間のみなので、一生新しいカードを作れなくなるわけではありません。
また、信用情報は指定信用情報機関に申し込めば、自分がブラックであるかどうかを見ることができます。
何回か審査に落ちていてカードを作れない時には、申請してみることをおすすめします。

ゴールドカードにするためには

一般カードからグレードを上げると持つことができるゴールドカードは、一般カードよりも審査が厳しくなります。
信用情報に悪い記載がないか、安定した収入があるかどうかが重要となり、これらの2つをクリアしていないと持つのは難しいでしょう。
安定した収入となると、フリーターだけではなく派遣社員も難しくなります。
安定した収入の基準は、年収500万円です。
また、不況で職がなくなってしまうことも考えられる人は、現在基準を満たしていても審査が通らない可能性があるでしょう。

プラチナカードはさらに審査が難しいのか？

プラチナカードの取得方法は、本人からの申し込みと、招待されて持つことができる方法の2種類に分かれます。
招待されて持つことができるのは、カード会社から選ばれた人のみが許されるもので、プラチナカードだけではなく、ブラックカードもそのような形で作ることができます。
自分で申請してグレードアップすることはできますが、ゴールドカード以上に厳しい審査が待っているでしょう。
例えゴールドカードを持つことができてもプラチナカードは持てなかったという人は多く、審査が厳しいのが伺えます。

ゴールドカードやプラチナカードを持つためには、それに見合った収入だけではなく、継続的なカードの所持や、信用履歴に傷がないことが必要です。
一度信用を崩しても、カード会社から「作りませんか？」という依頼が来る時もあるので、諦めずに信用を取り戻していきましょう。