仕事でのタスクや家事、友達からのメール返信など、「後でやればいいか」なんて、後回しにしてしまうことはありませんか?
そうすることで、忘れてしまったり時間がなくなったり、「あの時すぐに行動すれば良かった」と後悔することもあります。
今回は、後回し癖を治して即行動するための方法をご紹介します。
「3分タイマー」で解決
仕事での資料の整理や周りへの報告・連絡・相談、家事なら面倒くさい皿洗いやちょっとした掃除などを後回しにしてしまう人は、3分タイマーをかけてやってみましょう。
3分間ジッと時計の針を見つめていろと言われたら3分は長く感じるかもしれませんが、何かをしている時の3分というのは、とてもあっという間に終わります。
人間は「自分の行動や選択を自分で決めたい」という欲求を持っており、自分の欲求が通らないと分かったら無意識に抵抗することを「心理的リアクタンス」と言います。
3分タイマーが鳴りストップがかかることで、心理的リアクタンス効果が働き、作業を続けたくなるのです。
「あと少しやれば終わるのに!」という悔しい気持ちが生まれ、「あと少し頑張って終わらせてしまおう」と行動に移すことができます。
また、追い込まれることで「締切効果」が働き、集中力が高まります。
この方法は、中断しても差し障りのない簡単な課題で実践してみましょう。
「チャンクダウン」で解決
チャンクダウンは物事を具体化することです。
物事を小さく分解し、具体化することで目標の意味合いが明確になります。
明確になったら、どれからやるべきか優先順位をつけましょう。
そうすることで「まずはこれだけ終わらせてしまおう」と意欲が湧くはずです。
苦手な課題も、チャンクダウンすることで苦手意識が薄まります。
苦手意識のある大きな課題で試してみてください。
「思考」を手放して解決
上記の2つまでは比較的大きなタスクを後回ししないための方法になりますが、もっと小さなタスクでも後回ししないようにするには、少し方法を変えていかなくてはなりません。
小さなタスクの場合、全てに優先順位をつけたり「これはやるべきだ」などの思考を持つことで、認知的負荷がかかり脳が疲れてしまいます。
そのような思考を手放すことで、実は小さなタスクにおけるストレスはそれほどないということを実感できます。
やらなきゃいけないことが目についたら、何も考えずにとにかく行動してみましょう。
メールの返信や電話、すぐ手続きが終わるような申し込み、ゴミを捨てるなどにおすすめです。
仕事でのタスクを後回しにし、失敗することで仕事の評価も下がり悪循環に陥ってしまいます。
後回し癖としっかり向き合い克服することで、デキる社会人になりましょう!