人間関係に疲れたら…自分と他人を愛せるようになろう

人生において社会と関わりを持たず、誰ともコミュニケーションを取らずに生きていくのは難しいものです。
社会人になると好きな友達だけと付き合っていくわけにはいかず、苦手なタイプとも交流しなければならない場面も多くなります。
本音を隠した大人の対応を求められることに疲弊し、人付き合いが億劫になってしまう人もいるでしょう。
今回は、仕事での人間関係に悩んだ時の対処法について解説します。

 

どうして疲れるの?人間関係で悩みを抱える人の特徴

失敗したのにヘラヘラしている人を見て、無性にイライラしてしまうことはありませんか?
仕事や恋愛、友人との人間関係で疲れてしまう人は、完璧主義な人が多いです。
何でも一生懸命に取り組めるのは長所でもありますが、他人にも厳しいとストレスが溜まりやすくなってしまいます。
また、困った時に他人を頼れない性格や人の目が気になるタイプ、依存心が強い人も人付き合いが苦手であることが多いです。
「助けてくれないのは嫌っているからだ」とネガティブな思い込みをして、ますます人間関係が嫌になってしまう人もいます。
あれこれ悩んでいるうちに疲弊し、すべてを投げ出したくなるでしょう。

無理は禁物!自分を認めてあげると他人にも優しくなれる

自分を過小評価している人は他人の失敗が許せず、他人に頼ることもできません。
周囲とのコミュニケーションを円滑にし、助け合う関係を築きたいなら、まずは自分自身を認めてあげることが大切です。
特に数字などの明確な評価基準のない仕事では、自分で自分を褒める時間を設けましょう。
例えば日記に「今日出来たこと」を書いたり、カレンダーにご褒美シールを貼ったりするのもおすすめです。
自分を認めてあげる習慣を身に付けると、他人の良いところを見つけられるようになり、人当たりも良くなります。
褒めることが上手くなると、コミュニケーションのきっかけも掴みやすくなりますよ。

誤解しているかも!?問題と人間関係を切り離して考えよう

仕事でチームを組んだメンバーと反りが合わないのは、相性が悪いのではなく価値観が違うだけかもしれません。
「あの人とは意見が合わない」と感じると、どんな場面でも常に苦手意識を持ってしまうでしょう。
一方で、仕事上のライバルになったとしても、プライベートでは無二の友人という2人もいます。
仕事での関係と人間同士の付き合いの区別ができる人は人間関係も上手くいきやすいです。
価値観は人それぞれ違うもので、これによって人柄を判断することはできません。
意見がぶつかり合った時こそ、相手をよく理解するチャンスです。
休憩時間には積極的にコミュニケーションを取って、気を使うことなく言い合える関係を築きましょう。

 

人間関係が苦手な人は、無意識のうちに周囲の人を敵視しているかも。
価値観が合わない、相性が良くないと思っている人のなかには、最高のパートナーがいるかもしれません。
まずは自分から積極的にコミュニケーションを取って、自分と相手の良いところを褒め合うことから始めてみましょう。