子どものころはいつの間にか新しい友達ができていたのに、大人になってからはなかなか人間関係が広がらない…
新しい出会いがまったくないわけじゃない、時には波長が合う人との出会いもある。
それなのに、なぜ友達になれないのでしょうか。
大人になると素直に「友達になろう」とはなかなか言えないからですよね。
今回は、大人になってからの友達付き合いについて考えてみました。
どうやって友達になるんだっけ?素直になれない大人たち
お互いに「友達になろう」と言わなくても、なんとなく気が合ったり、同じものが好きだったりして仲良くなれるのが友達です。
子どもは自己中心的であり、「自分が相手を好きかどうか」だけが友達になる条件です。
その条件さえマッチすれば、すぐにでも仲良く遊べるでしょう。
しかし、大人になると「友達を作る」という行為がとてもハードルの高いことのように感じてしまいます。
それはこれまでの経験から、安易に人間関係を広げ過ぎない方が良いと知ってしまったからかもしれません。
裏切られたり、嘘をつかれたり、都合良く利用されたりして、無意識のうちに「友達になるべき人かどうか」を吟味する癖がついてしまったのです。
また、自分が相手にとって「友達としてふさわしいか」を考えてしまう人も。
恋愛と同じで、相手から受け入れてもらえる保証がなければ動き出せない人は多いでしょう。
友達がほしいなら素直になるべし!自分から誘うことが大切
食事に行ったり、お酒を飲んだり、一緒に過ごすことで仲良くなれるきっかけはいくらでも見つかります。
傷付きたくない、恥をかきたくないという気持ちから、相手から誘ってもらうのを待っているだけの人も多いでしょう。
しかし、自分から一歩近付いて相手との距離を縮めようとすることが大切です。
相手も同じように誘われるのを待っていた場合、お互いに近付けないまま時間だけが過ぎてしまいます。
積極的なタイプの第三者が現れれば、ずっと気になっていた人と友達になるきっかけが失われるかもしれません。
すでに仲良くなった2人の間に加わるのは、1対1で友達になるよりはるかに難しいでしょう。
消極的なタイプの人こそ、当たって砕ける勇気が必要です。
理由は何でもOK!一緒に過ごす時間が2人の関係を深める
季節のイベントを一緒に楽しむため、お互いの誕生日を祝うためなど、2人で会う理由は何でも良いのです。
「気になるカフェを見つけたから一緒に行ってみたい」とか、「あなたの好きそうなお店があるから行ってみない?」とか、気軽にお誘いしてみましょう。
何をするでもなく、ただ自宅に招いて近況を報告し合う会もおすすめです。
ただし、重すぎる話や相手のプライベートに首を突っ込むのはNG!
相談には共感をベースに、上から目線のアドバイスをしないように気を付けてくださいね。
あいさつをするだけの関係でも、「仲良くなれそう」「もっと話してみたい」と感じる人っていますよね。
なんとなく波長が合いそうだと思っている時、相手も同じように感じているかもしれません。
そんな2人なら、きっとすぐに友達になれるでしょう。
気になる人がいるなら思い切って自分から話しかけてみてください。