占いで「何をやってもうまくいかない時期」と言われると、気が滅入ってしまいますよね。
運が向いていない時は、
「新しいことを始めてはいけない」
「ひたすら耐えるべし」
というネガティブな時期だと思っている人も多いでしょう。
しかし良い運気に乗るためには、悪い運気も必要です。
今回は、悪い運気を活かす方法と幸せになるためのメソッドについて解説しましょう。
運の良し悪しは人の心でも決まる?占いは運気と心のリズムを知ること
中国では人が持つパワーや運の流れを「気」とし、良い時もあれば悪い時もある、一定のリズムで動いているものだとしています。
人の心も変わっていくものであり、ポジティブな時もあればネガティブになってしまう時もありますよね。
良い運気が流れていても、人の心がそれを拒むような状態では幸せになれません。
心が最も良い状態の時に良い運気が巡ってくれば、より大きな幸せを手にするでしょう。
反対に、心が弱っている時に悪い運気が巡ってくれば、予期せぬ不幸にも見舞われます。
運気と心のリズムを知ることで、良い運気を活かし悪い運気に備える。
これが本来の占いの目的です。
運が悪い時は逆らわない!転ぶことで学びも得られる
「どうせ何をやってもダメだから」とネガティブになると、ますます物事がうまくいかなくなります。
反対に、無理やりポジティブに考えようとしたり、運命に逆らおうと頑張りすぎたりするのも良い結果に結びつかないでしょう。
悪い運気が巡っている時は、上手に受け身を取ることが大切です。
人間関係でトラブルになると予言されたら、発言や態度に気を付ける。
できるだけ印象を良くする努力をしつつ、余計なことに首を突っ込まないなどの対策ができます。
仕事でミスをしやすくなっている時期はいつもより丁寧な作業を心掛け、報・連・相を徹底するなどの行動が身を助けるでしょう。
もしそれでも失敗した時は学びのチャンスと捉えてください。
成長するには必要なステップであり、それを乗り越えた時に大きな幸運を掴む能力と心を手に入れられるでしょう。
占い結果はどう考える?「○○したくなる」と言い換えてみよう
占いは運気と心のリズムを教えてくれるだけであり、未来に何が起こるか断言するものではありません。
例えば占いで出会いがあると言われた場合、実はその人の精神状態も「出会いを求めている時期」である可能性が高いです。
そんな時、積極的に人と交流したり、新しい趣味を見つけたりすれば出会いにつながります。
しかし家から出ず、いつもと同じ行動を繰り返しているだけの人は良い出会いを逃してしまうでしょう。
占いで仕事の評価が悪くなってしまうと出た場合は、気付かないうちに怠け心が芽生えているのかもしれません。
占いの結果は、そんな気持ちを正して真摯に仕事と向き合うべきだと教えてくれているのでしょう。
ただ運気が悪いのだと諦めるのではなく、自分に非がないか振り返ってみるのも不運を活かすコツです。
不運の後には幸運がやってくるといわれています。
運気の流れにもリズムがあり、不運も幸運もずっと続くわけではありません。
失敗の経験を活かし、ステップアップするためにも運の悪い時期は必要なのです。