靴や服の手入れを楽に!失敗しない防水スプレーの選び方

雨や雪から靴や服を守ってくれる防水スプレーは、普段使っている方も多いのではないでしょうか?
防水スプレーの効果は、汚れの付着も防止するのでおしゃれさんにもおすすめですよ。
スプレーを服や靴にかけるだけでお手入れが楽になるなら、ぜひ持っておきたいアイテム。
そんな防水スプレーは色々な種類があるので、今回は失敗しない選び方を教えます!

シリコン系の防水スプレーは傘や雨具に

防水スプレーは、大きく分けてシリコン系とフッ素系の2つのタイプがあります。
シリコン系の防水スプレーは、持続力が高く値段が安いため近くのドラッグストアやスーパーで手に入ります。
デメリットは素材の表面をコーティングするため、通気性が低下する点です。
素材によっては長所を生かしにくくなってしまうだけでなく、シミになることもあるので使い方に注意が必要です。
布製品や革に使うとシミになるので、傘やレインコートの防水におすすめ!

フッ素系の防水スプレーは皮革製品や布製品に

フッ素系の防水スプレーは、シリコン系に比べると値段が高く持続力が低いという点があります。
そのため、ドラッグストアやスーパーでは高額で販売されていることが多いです。
しかし、通気性を保てるので、天然や人工の皮革製品や布製品に使用できます。
雨が染みやすい革靴やスウェード製の靴・衣類にフッ素系の防水スプレーは最適と言えます。

大きめのカバンや服には噴射範囲が広いものを

フッ素系の防水スプレーでも噴射の範囲はメーカーによって様々です。
噴射範囲は広いものを選ぶと、大きな衣類やカバンなどに満遍なく液剤を塗布できるのでおすすめです。
ただ、噴射範囲が広いからと言って、一吹き程度では不十分です。
軽く濡らす程度がちょうどいいスプレー量と言われているので、しっかりかけていきましょう。

靴や財布には噴射範囲が狭いものを

逆に噴射範囲が狭い防水スプレーは、靴や傘の骨などの小物に向いています。
スプレー内にある薬液を無駄なく使えるので、小さい物に効率よく吹きかけられますよ。
また、周りを汚さない点も噴射範囲が狭い防水スプレーのメリットでしょう。
噴射範囲が分からない場合は、メーカーの販売サイトで写真や動画が掲載されていることがあるので、チェックしてみてください。
もしくは、店頭で噴射範囲の参照例を従業員に聞いてみると良いですよ。

防水スプレーは加工したいものによって、種類や噴射範囲が変わってきます。
選ぶ際は何に使いたいのか明確にしておくと、失敗せずに選べますよ。
何を使えばいいか迷っていた方は、ぜひご紹介した選び方を参考にしてみてください。