夏でも冬でも、シャワーだけで済ませずに湯船に浸かるのは美容にも健康にも良い効果があります。
入浴は湯船の温熱効果によって肌のうるおいを促すことにもつながりますが、少し方法を間違えると逆に乾燥してしまう危険性もあるのはご存知ですか？
今回は、入浴時に乾燥を誘発するNGな習慣についてご紹介していきます。

湯船に浸かる前に先に身体を洗っている

意外と知られていませんが、湯船に入るより先に身体を洗うと肌が乾燥してしまうのであまり良くありません。
シャワーだけ浴びるという時は仕方ありませんが、お風呂も沸かしている場合は必ず先にお湯に浸かってから身体を洗うように心がけましょう。
あらかじめ身体をしっかり温めておくことで毛穴が開き、全身の汚れも洗い落としやすくなるのでグッドです。

お湯の温度が高過ぎる

身体を温めることで血行が良くなりうるおいも増しますが、湯船の温度が高すぎるのは逆効果なので注意してください。
38～40度くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かって、じっくりと身体を温めることで温熱効果も長く続きます。
42度以上の熱いお湯は肌の保湿成分を過剰に奪ってしまうので、注意してくださいね。
入浴中にじっくりと汗をかくことでより保湿効果が期待でき新陳代謝も良くなりますが、汗をかきすぎて脱水症状になる恐れもあるので、あらかじめ入浴前にはコップ1杯程度の水を飲むようにしましょう。

身体を洗う時に強くこすっている

身体を洗う際に、毎回アカすりのように激しく肌を擦ってしまっていませんか？
ボディーソープや石鹸の泡を手で肌に優しく伸ばすようにして洗うだけでも、身体の汚れはしっかり落とせます。
ごしごし擦ってしまうと肌が傷んで乾燥の原因にもなるので、絶対にしないように気を付けてくださいね。
背中はボディタオルを使っても良いですが、ナイロン素材のものではなく綿や絹素材の肌に刺激を与えにくいものを選ぶと、乾燥防止により効果的ですよ。

入浴後すぐに保湿をしない

入浴直後は肌が多量の水分を含んでしっとりしていますが、蒸発も早いため、しばらく放置しているとすぐに肌が乾燥してしまいます。
お風呂上がりはできるだけ素早く化粧水やボディオイルなどを全身に塗り保湿をしましょう。
その後すぐに乳液やボディクリームでしっかり蓋をすると、うるおい成分の蒸発を防げるので、スピード感を大切にしてみてください。

いかがでしたか？
ご紹介した内容の入浴習慣に当てはまってしまっていた方は、これからお風呂に入る時には気を付けてみてくださいね。
正しい入浴方法でうるおいのある美肌を目指しましょう♪