器用貧乏とは?器用貧乏な人の特徴と突破口

皆さんは「器用貧乏」について知っていますか?
何事もそつなくこなせる人のことをいいますが、ネガティブな表現として使われていますよね。
少し劣っているのに成功をおさめている人と、器用なのに成功できない器用貧乏の違いはどこにあるのでしょうか?
今回は、器用貧乏な人の特徴と成功を収められる人になるにはどうしたらいいのか見ていきましょう。

 

器用貧乏の特徴

器用貧乏というのは「器用だが一つのことを極められずに、中途半端で終わる大成しない人」のことを言います。
器用貧乏な人の特徴をまとめたので、自分が器用貧乏に当てはまるのか考えてみてください。

・幅広い趣味を持っている
器用貧乏な人はポジティブな要素をたくさん持っていることが多く、色々な物事に挑戦してみようという気持ちが強いです。
好奇心が旺盛で興味の幅が広いため、たくさんの趣味を持っています。

・コミュニケーションが上手
器用な人は、どんな人とも程良い距離間で接することができる人が多く、コミュニケーション力が高いです。
その場の空気を読むのも上手で、相手に合わせながら会話を弾ませられます。
しかし相手に合わせることが得意なため、自分の軸がブレやすく優柔不断な人が多いです。

・ルーティンワークが得意
毎日決まったルーティンワークをそつなく進めていけるのも、器用な人の大きな特徴といえます。
また自分の中で順番を決める人が多く、掃除や片付けを要領よくこなします。
ただし、自分の中で順番を決めているからか、臨機応変な対応などは苦手な人が多いです。

・お願いされても断れない
人に頼られることが好きなためか、お願いされても断れない人が多く、面倒な物事を押し付けられてしまうのも器用貧乏の特徴と言えます。
頼られて嬉しくなりその結果、自分が本当にやりたいものを見失ってしまいがちに。

 

器用貧乏から抜け出すには?

器用貧乏から抜け出すためには、たくさんの趣味の中から1つだけやりたいことを選び、突き詰めてみることが大切です。
誰にも負けないという戦闘心・競争心を持たないので、全てそれなりで終わってしまいます。
それなりのままでは多才であれど、本当の才能は無いに等しくなります。
自分が心から楽しめるものを今の趣味から見つけ、それに打ち込んでみてはいかがでしょうか?
自分が没頭できるものを何か一つ持つことができれば、器用貧乏ではなくなりますよ。

 

器用貧乏の特徴をご紹介しましたが、抜け出すためには自分の心の動きを大事にし、自分に素直になることが大事です。
何事もそれなりにではなく、自分が好きなこと一つを突き詰めていくことで、自分らしさも見えてくるのではないでしょうか。